面接落ちても落ち込まない
前職でお仕事紹介やアドバイス等を経験したことがありますが、よく聞かれるのが
「私のどこがダメで落ちてんでしょうか?」
という事です。
世間一般的な回答としては、必要スキルが足らなかった事や面接で上手くアピール出来なかった等の型にハマったアドバイスをするでしょう。
しかし、私の中では違います。
仕事も恋愛と同じで相性や縁があるものだと思っています。
当時、職場に中途で採用された子と仲良くなり、その子のここに来るまでの話を聞いた時にそう思えました。
「今まで5社ほど受けたのに全て不採用で落ち込んでいたけど、この職場に来ていい人達に囲まれて、仕事も楽しくて…きっと私はこの職場にめぐり会うために今まで落ちてきたんだって思うと嫌な気分じゃない」
そう、その子が今まで不採用になっていなければこの職場で一緒に働くことは出来なかった。
人当たりもよく、仕事も真面目に取り組む子なので即戦力になった子でした。
そんないい子が何でこんなに就職試験や面接に落ちてきたのか。
採用担当者の見る目が無かったのか
その子がここで働く運命だったからか
恐らく両方あると思います。
採用側は過剰な自信を盛り込んだ経歴書や履歴書、15分程の面接で判断します。
今の子達は先を突っ走ってきた団塊の世代とは違い、どちらかと言えば謙虚、悪く言えば自信の無い子が多いです。
新しい世代の若者を受け入れる側が、自分達世代を基準に採用をすれば必然と原石を見落としかねないのです。
圧迫面接なんて物も存在しますが、企業イメージを損ねるだけの古いやり方で、本気で働き手が欲しいという今の時代にはナンセンスな方法にすぎません。
採用されなかったのは、相手側と自分の相性が悪かったか、本当にご縁がなかったという事が結論です。
落ち込まず、どんどんチャレンジしてみてください。
必ずあなたに合った職場があります。
でも、努力を怠ったり人間関係を疎かにしてしまう事はしないように注意しましょう。
諦めなければ運やチャンスは巡ってきます。